2022年2月8日

転職成功へのヒントー面接必勝法 第一印象編

第一印象は本当にとても大事です。

面接に限らず、日常生活にも言えることですが、その人のイメージが見た目で判断されてしまう・・・。みなさんも、最初に受けた印象と実際話してみたら全然違っていたと感じたことがあると思います。

以下のような報告があります。

アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士は人が他人から受け取る情報(感情や態度
など)の割合について次のような実験結果を発表している。

  • 顔の表情 55%
  • 声の質(高低)、大きさ、テンポ 38%
  • 話す言葉の内容 7%

話す言葉の内容は7%に過ぎない。残りの93%は、顔の表情や声の質だというのである。
実際には身だしなみやしぐさも大きく影響するだろう。
ついついコミュニケーションの「主役」は言葉だと思われがちだが、それは大間違いである。

*人は見た目が9割 著者竹内一郎より抜粋

確かに言葉をいくら並べ立てても、私達(人材紹介・派遣業界)や採用・人事担当者は、それはもう数多くの人達と常にお会いして会話をしているので、お話をしているうちにその人の本質が伝わってきてしまう時があります。

自然であるか不自然であるか。その人の表情、態度、話し方でわかってしまうのです。

今回は、その93%について考えてみましょう。

表情

私は以前接客業をしていた時、「いい笑顔するよね」と一緒に働いていたスタッフに言われたことがありました。その人曰く、いくら顔が笑っていても目が笑ってない人が多いと言うのです。

自分では意識したことがなかったので驚きました。ただお客様に感謝の気持ちを表現したかったですし、喜んで欲しいと思っていただけなのです。

注意して見て見ると、確かに口元は微笑んでいるのに、目が座っている人がたまにいます。
“作り笑顔”と申しましょうか。もちろん、本人は意識はないのだと思います。

接客から離れた今、自分でも昔に比べて自然な笑顔が出てないな〜と思うことがあります。
自分自身に余裕がない時です。
いろいろなことがアレコレ重なると、いっぱいいっぱいになって、いつの間にか笑顔が消えてしまいます。

今の自分の顔、硬くない?と常に意識する。
自分の状況を自分で確認しましょう。

そんな時、ちょっと心を休めてリセット・リセット♪

メイク

ファンデーション、厚塗りになっていませんか。朝、天気が悪く部屋が薄暗い場合、自分はいつもの通り普通に塗ったつもりでも、濃くなってしまっている場合があります。明るいところで塗りましょう。
口紅やアイメーク・チークの色味、派手色になってはいませんか。
流行色や自分の好きな色と似合う色は違います。

友達などの第三者数人に、自分はどんな色が似合うのか見てもらうといいと思います。(色のセンスがある人にお願いするのがポイントです)正直に意見を言ってもらいましょう。

ついつい気になる部分を隠したくなるものですが、重要なのはあなたの『表情』なのです。
自然な笑顔です。

話し方

敬語。緊張するとわけがわからなくなることもあるかと思います。
ゆっくり、丁寧に相手の目を見てお話しましょう。
声が低い人は、やわらかく。高い人は、落ち着いて丁寧に話すようにしてみてはいかがでしょう。

私は以前、家で本の朗読をしたことがあります。皇后陛下、美智子様のお言葉集「歩み」です。
いつのまにか声のトーンとかテンポとかを美智子様のように真似して読んでいる自分に気がつきました。
自然と、涙がにじむ文章もありました。とても綺麗な日本語ですし、本来の日本女性のあるべき姿が映し出されています。
とてもオススメです。

服装・姿勢

面接はスーツですので、大体みなさん同じ雰囲気になりますよね。
私個人としては、黒が苦手なので、黒のスーツは冠婚葬祭用として家に眠っています。
濃い色よりベージュなど、薄い色の方が顔が明るく、雰囲気も軽やかに見えますし。
黒や紺・茶系を着る場合は中に着るブラウスなどを薄く明るい色にして、顔周りを明るくしましょう。

アクセサリーは小ぶりなものを。

立ち姿が映る鏡が家にあるといいですね。全身を見て、色のバランスを見ましょう。
暗く、重くないですか?

香水もつけすぎないように。
ストレスで神経が疲れている時は、視覚や嗅覚などの五感がちょっと鈍る時があります。
香水がキツく香ってしまっては台無しです。
これも友達などに、自然な香りか聞いてチェックしてもらいましょう。
ふんわり、ほんのりですよ。
ほんのり感に自信のない時は、つけるのはやめましょう。

姿勢も重要です。背中が丸まっている人を見ると、大丈夫かな?と心配になります。
何故でしょう。弱さを感じるのでしょうか。不安感が漂います。

姿勢のいい人はそれだけで清潔感や信頼感を覚える気がします。
まっすぐというイメージが、壮大に広がる竹林にでも重なるのでしょうか。
不思議ですね。

背筋、常に意識してピンと伸ばしましょう。

監修

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